20年以上前に当サイトで掲載されていたコラム「不動産屋の裏話」がブログとしてここに復活。
不動産屋の古き良き時代から現在までをご堪能あれ。
No.39 退室後の事後処理(その1)
 今年もそろそろ桜の季節ですが、花見の宴の後って大変ですよね?上野の山なんて、雨でも降ろうものなら散った花びらとゴミで、もうドロドロ状態。後始末をする人は、さぞかし大変なことでしょう。

 実は、後始末の大変さということでは不動産屋も引けをとりません。はっきり言って、これだけで毎回うらばなしのネタには困らないほどなんです。でもね、不動産屋には守秘義務(不動産屋のうらばし過去ログ№1以降を参照)というのがありますから、あまり個別的なことは書けません。だから今回は一般的なことをというわけで、退室後の未払い公共料金の処理についてです。
2000/08/25 | 固定リンク | 過去ログ
No.38 不動産屋の春物語
 今回は、No.26 不動産屋の秋物語以来の沈黙を打ち破る、サラリーマン、ゴン氏による季節限定物語の投稿です。冬物語の投稿もしなかったくせに、最近ネタが堅すぎるなんて文句を言ってたんで、いい加減、我慢できなくなったのでしょう。

 梅の花が咲いて、あと1ケ月もすれば桜の下で錯乱状態のサラリーマンや大学生が大騒ぎ。新入社員が花見の席取りをしたり、新入生が歓迎コンパで一気飲み(マジ危ないのでよい子はやらないように)している頃は、もう彼らも新居が決まっているわけです。ですから不動産屋は、梅の花の咲く今ごろが忙しいんです。って、こんなの全然裏話になってません。どうせ今回もネタがないんだろ?って。そういえば最近堅いネタが続いてるって?実は今回も堅いネタですみません。
2000/08/25 | 固定リンク | 過去ログ
No.37 部屋の広さ(その3)
 賃貸アパートやマンションの各部屋の広さは、法務局にある登記簿にも、固定資産の評価証明書にも書いてありませんよね?(No.36 部屋の広さ(その2)を参照)。じゃあ、不動産屋はどうやって部屋の面積を知るのかって?建設業などを兼業している業者でしたら、CADを持っているでしょうから、部屋の寸法を測って入力すれば、面積なんて簡単に出ちゃいますね。でもね、大部分の不動産屋は、そんなの持っているはずないじゃないですか。だから仕方がないんで、建築確認の申請図面を大家さんからコピーさせてもらって、各階の床面積を部屋の数で割り算したり、昔ながらの尺貫法で、1尺、2尺…と数えたり、あるいは1坪は3.305785㎡だから畳1枚は約1.6㎡かな?みたいに適当に根拠づけをして決めてしまうのです。じゃあ、洋間で四角くない部屋はどうするんでしょうかねぇ?まぁ、いい加減なものですよ。
2000/08/25 | 固定リンク | 過去ログ