No.18 不動産屋の七つ道具編(その5)
今回の七つ道具は、インターネットのホームページです。世間ではIT革命だと騒がれておりますが、不動産屋の業界でもやはり興味津々です。地域の不動産屋の組合とかでも、よくパソコンの講習会とかやっているみたいです。だって不動産屋自体が、もともと情報産業じゃないですか?じゃあ、どのくらいPCの導入が進んでいるのかって?ネット上であまり変なことを書くと、業界のひんしゅくを買うので、実態はみなさん、ご自分の足で確認してみてください。
No.17 不動産屋の七つ道具編(その4)
以前、大手不動産会社のCMで某女優が営業のお姉さん役で、お客様を車に乗せて物件案内をしているという設定がありました。そこで今回の七つ道具は、きれいなお姉さん…。じゃなくって、お客様を御案内する道具についてです。第一、残念ながら当社にはきれいなお姉さんはいませんし…。ところで皆さんは物件に案内される時、どんなふうに案内されたいですか?スモークガラスの高級車ですか?それともきれいなお姉さんと軽自動車で…。でもこれは会社の事情にもよりますし、賃料数万円のアパートに案内するのと数千万の一戸建物件に案内するのでは、その方法が違ってもやむを得ないこととご勘弁いただきたいのです。業者によってはアパートの案内で地図のコピーを渡されるだけのところもあるようですし、車で手厚く対応するところもあるでしょう。確かに高級車の後部座席は快適には違いないでしょうが、でもそれって、結構うざったくありませんか?だって、高級車に乗せられて営業マンにピッタリ付かれたら、気に入らない物件に案内されても断り難くなっちゃうでしょ?それに物件そのものを見るだけならどんな交通手段で行っても同じですが、周囲の環境を見るのに、車で走りぬけるのでは速すぎることだってあるんですよ。担当の営業マンも案内しながら、駐車違反が気になっているということもあるかもしれません。
No.16 不動産屋の七つ道具編(その3)
不動産屋の七つ道具編(その3)は、「看板」です。看板といっても、お店の上に掲げられている大きいやつではなくて、よく空室のあるアパートなんかに掛けられている、「入居者募集」とか「空室あり」みたいな小さいやつです。なんで看板がうらばなしのネタになるのかって?はい、実はこの看板、けっこう厄介なんです。どうせお客さんを集めるために掛けてるだけでしょって?確かにそうなんですけど、ただ掛ければいいという物でもありません。この看板、よく盗まれるんです。たぶん材質がFRPなので、日曜大工や工作のマニアの人達が素材にするんで持っていくのでしょう。以外と値も張るので盗られない所を選んで掛けなくてはいけません。また、建築中のアパートの足場などに掛けておくと、いつの間にか工事の人に建築資材といっしょに片付けられて無くなってしまいます。そんな訳で当社の場合、常に看板は品薄状態にあるのです。