20年以上前に当サイトで掲載されていたコラム「不動産屋の裏話」がブログとしてここに復活。
不動産屋の古き良き時代から現在までをご堪能あれ。
No.79 結婚部屋
No.79 結婚部屋
 不動産屋の裏話の賢明な読者であっても、結婚部屋と言われても一体何のことだかわからないと思います。Googleで検索してもヒットしませんし、ChatGPTに聞いても見当外れの答えが返ってきます。なぜなら入居した方が結婚を機に引っ越されて行く部屋に対し、センチュリー21石川土地建物の社内で勝手に付けたネーミングだからです。その昔、「寿退社」という言葉がありましたが、それの賃貸版でしょうか。

 実際のところ、新築後7年半の間に3名の女性が入居され、全員がめでたくご結婚された部屋があるのです。他の多くの部屋には新築時より同じ方が住み続けているのに、なぜかこの部屋の住人だけは入居すると100パーセントの確率で結婚して引っ越されて行きます。

No.76 賃貸契約の緊急連絡先
No.76 賃貸契約の緊急連絡先
 賃貸契約を締結する際の条件として、入居者様に対して必ず求められるのが緊急連絡先の確保。要は緊急の際に入居者様本人と直接連絡が付かない場合に備え、誰か電話に出てくれる人を1名確保してくださいというやつです。かつては賃貸物件を借りるには連帯保証人を付けるのが当たり前であったため、入居者様本人と音信不通になれば連帯保証人に連絡を入れれば事が済んだのですが、今では機関保証といって保証会社が連帯保証人の代わりに入居者様の保証債務を引き受けるのが一般的なので、管理会社や保証会社にとってはしっかりとした緊急連絡先の確保が不可欠となるのです。

 この緊急連絡先ですが、言うまでもなく連帯保証人ではないので家賃の支払い等の入居者様の債務を肩代わりする義務が無いため、選任にあたり収入要件はありません。しかし、だからと言って、誰でもよいというわけでもありません。
 保証会社によっては、日本在住の別世帯で3親等以内の親族がベストというところもあったりします。センチュリー21石川土地建物でも、ほぼそれに準じる方に緊急連絡先になってもらうよう入居希望者様にはお願いしています。

No.74 宅配ボックス 荷物の長期滞留
No.74 宅配ボックス 荷物の長期滞留
 今回のお題は、宅配ボックス。以前にも、不動産屋の裏話 No.53で、実は、宅配ボックスの操作ができない人は、入居者様よりも宅配業者のドライバーさんに多いことを書きました。とはいえ、入居者様も色々とやってくれます。中でも不動産屋を悩ます問題の一つが、荷物の長期滞留です。

 荷物の長期滞留というのは、読んで字のごとく、宅配業者のドライバーさんが宅配ボックスの中へ入れた荷物を、その受取人である入居者様が長期間にわたり取り出さず、結果的に他の入居者様へ迷惑をかけ続けている状態のことを言います。

 ところで宅配ボックスは、今や賃貸物件には無くてはならない人気の共用設備で、その設置が賃貸の募集活動に大いに貢献していることは管理会社としても承知しています。なのでセンチュリー21石川土地建物でも、最近の新築物件では初めから標準装備がされていますし、既存の物件でも入居率アップを狙って後付けで設置されるオーナーさんが増えています。