No.77 ゴミ屋敷

今日、賃貸の更新手続きに来ていた入居者様ですが、うちの女性スタッフに誓約書を書かされていました。なんでも管理しているアパートの室内がゴミ屋敷の状態だったので、更新期日までに室内をきれいにする約束をしていたのですが、案の定、期日の直前になって、どうしても片付けられないと泣きを入れてきたそうです。
まぁ、よくある話なのですが、不動産屋はこんな時にどうするのかって?一応、普通賃貸借契約なので更新拒絶は難しいし、通常は賃貸の更新時に損害保険も満了するため、それこそゴミに火でもついたら大変なので、契約更新と保険加入については進めざるを得ない状況となります。
けれども、何年間も部屋を片付けられなかった訳ですから、こんな風に直前の申し入れをし、どさくさ紛れで契約更新に突入するのはプロの不動産屋から見れば織り込み済み。法定の消防設備点検で業者が室内に立ち入る時も、排水管の高圧洗浄で作業員が浴室や台所を施工する時も、ずっとドタキャンで切り抜けてきましたよね。不動産屋は一連の経過を記録しています。不動産屋を見くびってはいけません。