20年以上前に当サイトで掲載されていたコラム「不動産屋の裏話」がブログとしてここに復活。
不動産屋の古き良き時代から現在までをご堪能あれ。
No.64 春の嵐にまつわる「あるある」
No.64 春の嵐にまつわる「あるある」
 前線や湿った空気の影響で、昨夜から東京地方は春の嵐。土砂降りの雨で風も強く荒れた天気です。まぁ、春に限らず風雨が強い日は、管理会社のスタッフも気分は憂鬱。なぜかというと、取るに足りない苦情が相次ぐから。いわば、春の嵐にまつわる「あるある」ですね。

 例えば給湯器。嵐が来ると給湯器が点火しなくなったという苦情が結構な割合で入ります。でも、昨日まで普通に使えていたのなら、大抵は嵐で横や下から巻き上げられた風により水や湿気が吸排気口から機械の内部に入り、安全装置が作動しただけ。やれメーカーの修理を手配してくれだの、次の土日なら在宅しているだのと始まるけれど、天候の回復を待って給湯器が乾いたころにリモコンのスイッチを入れ直したり、給湯器本体のコンセントを抜き差しすれば復旧する可能性が大。イラついて焦っているお客様をなだめて待たせるのは疲れるものです。