20年以上前に当サイトで掲載されていたコラム「不動産屋の裏話」がブログとしてここに復活。
不動産屋の古き良き時代から現在までをご堪能あれ。
No.13 不動産屋の七つ道具編(その1-B)
 前回に引き続き今回も「宅建主任者」です。このページをご覧の方は物件を探しているのであって、そんなものに興味ない!って言われてしまえばそれまでですが、「不動産屋のうらばなし」の企画には、多数の不動産屋のサイトをご覧の方がちょっと休憩して、ニヤッと苦笑いでもしていただければ、との目的もございますので…。ってなわけでどうかご勘弁ください。
 ところで、こんな不況の世の中、何かの資格でもと思い通信教育の広告なんかを見たことありませんか?ほら日曜日に新聞の折込広告に入っていたり、雑誌の途中に挟まっているあれですよ。難易度や人気度が星の数で表されている、あ・れ!司法試験、公認会計士、税理士、ボイラー技士とかいろいろ並んでたでしょ。ところで「宅建主任者」はですねー、「比較的取り易い」なんて書いてありませんでした?じゃー、あす会社の帰りに本買って勉強して秋には合格!って思った人はちょっと甘いです。そんなに簡単だったら、通信教育が成り立ちません。あれはきっと、「弁護士とかの取り難い資格に比べて取り易い」って意味なんです。もっとも難易度は人や条件によって違いますから、3ヶ月の勉強で合格した学生もいれば3年目にして合格した異業種のサラリーマンとかを私は知ってます。受験料払ったのに当日ブッチしたOLも知ってます。2時間もマークシートとにらめっこするのが苦痛なのは確かですが、受験しなければ合格しないのはもっと確かなことです。いずれにせよ合格率は14%前後で知事の名前入りの主任者証をGETするのですから、それほど甘いものではなさそうです。もし興味を持った方がいらっしゃいましたら、士商法(さむらいしょうほう)にはご注意ください。通信教育にせよ学校にせよ、じっくり信頼できるところを見極めてください。これは私たち不動産屋を選ぶときも同じです。え!どこなら安心かって?もちろん、㈱石川土地建物なら大丈夫!(安易なオチでした)。
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2000/08/25 | 固定リンク | 過去ログ