20年以上前に当サイトで掲載されていたコラム「不動産屋の裏話」がブログとしてここに復活。
不動産屋の古き良き時代から現在までをご堪能あれ。
No.26 不動産屋の秋物語
 つい先日夏物語を載せたのに…。季節はもう秋!てな訳で今日は不動産屋の秋物語です。どうせ涼しくなって仕事がしやすいとか、ビールの代わりに日本酒が美味いとか書くんだろって?いいえ、ビールも美味いが日本酒も美味いって書くんです。まぁ冗談はこのくらい(冗談になってない)にして、本論に入ります。このページをご覧いただいている賢明なみなさんに、ちょと思い出していただきたいことがあります。

Q:不動産屋の従業員のうち、何割が宅建主任者であることが必要でしたか?
 はい、No.12 不動産屋の七つ道具編(その1-A)をご覧いただくまでもなく、5分の1の割合でしたね。ということは、5分の4の従業員は主任者でなくてもいいということですね。まぁ、5分の4は極端にしても、お客様のお相手をしている社員が必ずしも主任者とは限らないのです(これはNo.8 業界隠語暗号編(その2)で復習のこと)。
 ところで何でまた主任者のネタなんでしょうか?どこが秋物語なのかって?
 実はですね、この宅建主任者の試験が、例年10月の第3日曜日に実施されているのです。ということは、今年は10月15日ってことでしょうか?
 試験直前!つまり主任者でない不動産屋の社員にとって、秋は試験(試練)の季節なのです(ウェブマスターは主任者ですのでご心配なく)。会社は仲良しクラブではありません。主任者でない社員にはやはり無言、場合によってはストレートにプレッシャーをかけてくる会社もあるかもしれません(主任者が5分の1をきると会社としてもまずいし、主任者でないと肝心な業務ができないので、プレッシャーをかけて主任者試験に合格させる)。仕事はきついし試験はあるわで、涼しくなってもまだまだ大汗と冷や汗をかき続ける季節なのです。

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2000/08/25 | 固定リンク | 過去ログ