No.6 業界隠語暗号編(序論)
不動産屋のうらばなしも第6回目をむかえ、早くもネタが切れかけてきました。うらばなしといっても、あんまりやばいことは書けないし、一般的なことじゃ読者の方はつまんないし…。何か継続的でおもしろいことないかなぁ?なんて思っていたら、以前にもここに登場していただいた中野区のサラリーマン「ゴン氏」から、不動産屋の隠語暗号をネタにしろとの有り難いメールをいただきました。そうです。どんな業界でもその業界の人にしか通じない「ことば」があります。たとえば八百屋さんの店先で店員どうしが品物の仕入れ値を話した場合、お客さんに金額が判ってしまうのは困りますから、「暗号」のようなものを使います。デパートの館内放送でもお客さんには単なるご案内に聞こえても、実は保安係りの呼び出しだったりしているのかもしれません。また秘匿性はなく単に言葉を短くしただけのものもあります。現場到着を現着、大学院生を院生といったりするのがこの例です。さて、不動産業界では…。