No.82 賃貸の未公開物件

昨今では、お客様が自らSUUMO(スーモ)のようなポータルサイトを閲覧し、興味のある物件を不動産屋にネットで問い合わせるのが、不動産の探し方として定着した感があります。しかしながら、来社での面談を希望され、ネットに出していない未公開の優良物件を紹介してくださいというお客様も中にはいらっしゃるものです。
未公開物件といっても、売買の場合はポータルサイトや自社サイトへの広告掲載不可のものを、検索エンジンのクローラーに認知させないよう設定したページにパスワード機能を付け、会員ページと称してパスワードを知っている人のみが閲覧出来るようにして掲載するのが一般的。売買の場合は仲介手数料の額が大きいので、何としても物件情報を顧客に伝えて商売にしたいのです。
ただし、売主から直接売買の依頼を受けている不動産業者(元付業者、物元業者)は、通常はどこかで広告を出しているはずなので、正確に言えば完全な未公開物件ではありません。むしろ「ポータルサイト未公開物件」と言ったところでしょうか。
未公開物件といっても、売買の場合はポータルサイトや自社サイトへの広告掲載不可のものを、検索エンジンのクローラーに認知させないよう設定したページにパスワード機能を付け、会員ページと称してパスワードを知っている人のみが閲覧出来るようにして掲載するのが一般的。売買の場合は仲介手数料の額が大きいので、何としても物件情報を顧客に伝えて商売にしたいのです。
ただし、売主から直接売買の依頼を受けている不動産業者(元付業者、物元業者)は、通常はどこかで広告を出しているはずなので、正確に言えば完全な未公開物件ではありません。むしろ「ポータルサイト未公開物件」と言ったところでしょうか。
そして話は転じて今回のお題、賃貸の未公開物件。賃貸の場合は、個人的には未公開物件というのは、わずかな例外を除いてほとんど無いのではと思います。なぜならポータルサイトに掲載して公開しなければ、一般のお客様が物件の募集を知りえないし、仮に物件を未公開にして特定のお客様に紹介したところで宅建業法による規制があるので貰える仲介手数料の額は同じ。
だったら一部の特定顧客に拘り変な条件を課されて営業の足かせとなるのであれば、物件を広く公開して条件の合う顧客と契約した方が全然良いという結論に至るのです。
そうは言っても不動産屋は未公開物件を温存しているのではないかって?まぁ、本当の例外だったらありますが…。でも不動産屋の都合によるもので、お客様が期待されるような優良物件では決してありません。
だったら一部の特定顧客に拘り変な条件を課されて営業の足かせとなるのであれば、物件を広く公開して条件の合う顧客と契約した方が全然良いという結論に至るのです。
そうは言っても不動産屋は未公開物件を温存しているのではないかって?まぁ、本当の例外だったらありますが…。でも不動産屋の都合によるもので、お客様が期待されるような優良物件では決してありません。
例外的に未公開とするケースを思いつく限りで挙げてみますと、例えば、比較的大きな間取りの車庫無しの貸家の入居者募集を行う際、物件の目の前に月極駐車場の空席があれば、貸家の入居者が駐車場を借りてくれる可能性が高いので、その間の駐車場の募集を止めることはあります。
また、HOME'Sというポータルサイトは、反響課金といってユーザーからの問い合わせ数に応じて掲載料を支払う必要があるため、問い合わせが殺到しそうな物件については、同サイトに公開しないことは不動産業者間では一般的です。
反対にポータルサイトのSUUMOは掲載単価が高く掲載物件数の制限があるため、非管理物件や大家との信頼関係に疑問がある物件(例えばいろんな業者に声をかけている)は、広告費倒れになるので同サイトには公開しないことも稀にあります。
上記の様に、賃貸の未公開物件は、あったとしても業者の都合でポータルサイトに乗せていないだけで、優良物件を温存するといった趣旨のものではないのです。
また、HOME'Sというポータルサイトは、反響課金といってユーザーからの問い合わせ数に応じて掲載料を支払う必要があるため、問い合わせが殺到しそうな物件については、同サイトに公開しないことは不動産業者間では一般的です。
反対にポータルサイトのSUUMOは掲載単価が高く掲載物件数の制限があるため、非管理物件や大家との信頼関係に疑問がある物件(例えばいろんな業者に声をかけている)は、広告費倒れになるので同サイトには公開しないことも稀にあります。
上記の様に、賃貸の未公開物件は、あったとしても業者の都合でポータルサイトに乗せていないだけで、優良物件を温存するといった趣旨のものではないのです。