No.24 小テスト
記録的な猛暑だった夏もいつのまにか過ぎ去ってしまい、ウェブマスターにはただただ疲労が残っただけ。不動産屋のうらばなしも今回で24回目、蓄積された疲労のなかで毎週HPの更新作業をするのも結構つらいものがあります。そこで今回は、唐突ですが小テストを実施いたします。ウェブマスターも学生時代には、教授が講義したくない時によく出席カードの裏に小テストと称して適当なことを書かされたものです。疲れたウェブマスターを救済するため、みなさんどうかご協力ください。
No.23 不動産屋を支える職人さん達(各論その2)
今回の不動産屋を支える職人さんは、畳屋のYさんです。Yさんは頑固一徹の畳職人で、その腕が良すぎるために、忙しすぎてお客さんからの指名注文をさばききれないのが現状です。その腕を買われてヤクザの親分の畳の座布団を縫わされたり、一方では警察の柔道場の畳の注文を受けたりと大忙し。でも、義理と人情を何よりも重んじるYさんは、数十年にもおよぶ当社との付き合いを大切にしてくれて、いつでも嫌な顔ひとつせず要望に答えてくれるのです。このYさん、はっきり言って賃貸アパートの畳を縫うような職人さんじゃありません。畳と言うのはそれこそピンからキリまであって、その建物のグレードによって、トコ(畳の中身)も違えばオモテ(表面のゴザの部分)も異なるものなのです。ですので注文建築の豪邸にふさわしいもの(すべて天然素材の一級品)がある一方で、アパートやマンション用のものは、通常はポリウレタンのトコにオモテを貼った規格化された工業製品なのです。
No.22 不動産屋を支える職人さん達(各論その1)
前回は、不動産屋はいろんな職人さん達によって支えられていると言うことをお話しいたしましたが、今回からは各論ということで、彼等ひとりひとりについて具体的に触れていきたいと思います。その1は、ルームクリーニングのFさんです。ルームクリーニングというのは、部屋の掃除屋さんのことで、入居者が退室したときに部屋をきれいにする人です。たいてい、クロスと畳を取り替えたあとに入ってもらうので、お風呂場、トイレなどの水周りや、換気扇やサッシの掃除がメインだと思います。でも、不動産屋の立場からすると、このルームクリーニング職人さんの腕次第で部屋の成約率も変わってくるので、特に大切な役割を担っているのです。