No.19 不動産屋の夏物語
例年より3日早く梅雨が明けた関東地方に夏が来ました。このコーナーに何度か登場していただいている、サラリーマンゴン氏(職業については本人の希望により、あえて言及いたしません。興味のある方は、「不動産屋のうらばなし No.7、No.11」をご覧下さい。)は夏休みが多くていいなぁ。なんて羨ましく思ってしまいます(でも、年間の休日総数はメーカーと同じくらいだそうです。土曜日は出勤ですし、1・2月も休日出勤が結構あるようで)。ところで不動産屋にとっての夏はですねー。
物件の動きは少ない(暑いので昼間はお客が来ない)。=収入が少ない。
だけどお客様はいつ見えるかわからない。=サボれない。
売り出し物件があれば炎天下ノボリを立てて、現場で机を出してお客様を待つ(しかも背広着用、結構よく見る可哀相な光景でしょ)。
大汗(時には冷や汗)をかいて仕事が終わる。
ってな訳で、発泡酒(成約があった日はプレミアムビール)と枝豆で1日が終わる、といったところが一般的でしょうか?
No.18 不動産屋の七つ道具編(その5)
今回の七つ道具は、インターネットのホームページです。世間ではIT革命だと騒がれておりますが、不動産屋の業界でもやはり興味津々です。地域の不動産屋の組合とかでも、よくパソコンの講習会とかやっているみたいです。だって不動産屋自体が、もともと情報産業じゃないですか?じゃあ、どのくらいPCの導入が進んでいるのかって?ネット上であまり変なことを書くと、業界のひんしゅくを買うので、実態はみなさん、ご自分の足で確認してみてください。
No.17 不動産屋の七つ道具編(その4)
以前、大手不動産会社のCMで某女優が営業のお姉さん役で、お客様を車に乗せて物件案内をしているという設定がありました。そこで今回の七つ道具は、きれいなお姉さん…。じゃなくって、お客様を御案内する道具についてです。第一、残念ながら当社にはきれいなお姉さんはいませんし…。ところで皆さんは物件に案内される時、どんなふうに案内されたいですか?スモークガラスの高級車ですか?それともきれいなお姉さんと軽自動車で…。でもこれは会社の事情にもよりますし、賃料数万円のアパートに案内するのと数千万の一戸建物件に案内するのでは、その方法が違ってもやむを得ないこととご勘弁いただきたいのです。業者によってはアパートの案内で地図のコピーを渡されるだけのところもあるようですし、車で手厚く対応するところもあるでしょう。確かに高級車の後部座席は快適には違いないでしょうが、でもそれって、結構うざったくありませんか?だって、高級車に乗せられて営業マンにピッタリ付かれたら、気に入らない物件に案内されても断り難くなっちゃうでしょ?それに物件そのものを見るだけならどんな交通手段で行っても同じですが、周囲の環境を見るのに、車で走りぬけるのでは速すぎることだってあるんですよ。担当の営業マンも案内しながら、駐車違反が気になっているということもあるかもしれません。
