No.10 業界隠語暗号編(その4)
No.9 業界隠語暗号編(その3)で不動産屋はお金が大好きだということを申し上げましたが、今回もお金にまつわる話題です。突然ですが「あんこ」って知ってますか?えっ、昭和を代表する国民的演歌歌手、都はるみと関係があるのかって?まったく関係ございません。じゃあ、お餅とかパンの間に入ってる甘くて黒いヤツじゃないのかって?確かにそうですが、不動産屋は「あんこ」は嫌いなんです。実際のところ不動産屋は酒飲みが多いから、甘いものはあまり好きではないでしょう。でも、どこかの会社の相談役のように、酒飲みだけれども甘い「あんこ」も大好きで、糖尿病になってしまった人も中にはいるものです。
No.9 業界隠語暗号編(その3)
不動産屋のうらばなし No.6 業界隠語暗号編(序論)での予告どおり、今回は「両手or片手」についてです。これについては、意外とみなさんお解りになったのではないでしょうか?。いつも不動産屋のうらばなしに貴重な意見を下さる中野区のサラリーマン「ゴン氏」(宅建主任者の資格などを持つ変な大学職員らしいが、当然、不動産屋の仕事など知るはずも無く、5万円払って取引主任者の実務講習を受けたのみ)のように、彼の行き付けの巣鴨のキャバクラで「女の子が左右に2人座ると両手、片側に1人しか座らないと片手」みたいなバカなことを言っていても、それがけっこう正解に近かったりなんかするものです。
No.8 業界隠語暗号編(その2)
今回も前回からのつづきで「重説」、すなわち「重要事項説明」についてです。「重説」の詳細は、不動産屋のうらばなし No.6 業界隠語暗号編(序論)およびNo.7 業界隠語暗号編(その1)を見てください。さて、不動産屋で賃貸アパートの「重説」を受けたことのある人は、その時のことを思い出していただけたでしょうか?。重要事項の説明を受け、書面を受領しましたという署名捺印をさせられたかと思います。でも、それが慣習にこそなっていても法律には何ら記載のないことだとういのは前回説明したとおりです。
他には何か思い出しませんでした?。えっ!契約まで担当していた営業マンが奥へ引っ込んで、急に受付のおばちゃんがやり始めて戸惑った、あれのことかって?。まぁ、確かによくある状況ですが、そんなことじゃありません(ちなみに、契約後に重説しているのでこれも違反)。それよりもっと悪質な魔の手が潜んでいるのです。「重説」の最後の方に、思いっきり小さな字で賃料の1ヶ月分の仲介手数料を支払うことを承諾します、なんて書いてありませんでしたか…?。ましてや1ヶ月分の「1」の字がしっかり印刷されていたりなんかして…。
